着物は実際に着てお出かけするのが何より着られるようになる早道だと思います。
生徒さんがレッスンにおうちから着物でいらっしゃいました!
きれいに着ていて、嬉しくて大騒ぎしていて写真を撮り忘れてしまいました;
残念なことをしてしまいました;;
そして生徒さんがお持ちになった帯が
「前の柄が片方にだけついていて習った方法で結ぶと柄が出なくて
逆にやると出るんですけどなんかうまくいかなくて・・・」と
そう、帯結びは関東巻と関西巻とあるのです。
通常中田堂では左の肩に手先をかけて巻き始める関東巻でレッスンしています。
ですが関西地方では右に手先をかけて巻く関西巻になるのです。
ソボは広島の人なので関西巻の人、私の帯結びを見て「あー逆なんね」と
そう、その帯は関西巻でおなかに柄が出るようについている帯なのでした。
なのでレッスンは急遽変更、関西巻の結び方を・・・・
全ての手順が逆になるだけなのですがやっぱり慣れてないと混乱してしまいます。
何度か練習してきれいに結べるようになりました。

そしてなんとこの帯は生徒さんが小学校6年生の時に
夏休みの宿題にお祖母ちゃんのために刺繍した帯なのだそうです。

すごいーーーーーなんてきれいにできているんでしょう。
今自分で刺繍したって聞いてもすごい!って思いますが
なんと小学生の時に刺繍したなんて、しかもお母さんのみようみまねで
刺繍したって言うから驚きです。

そしてそのお祖母ちゃんのために刺繍した帯を今彼女が
締めているなんて、とっても素敵だなーと
そして帯締めはなんと曾お祖母ちゃんが使っていたもので
彼女で四代目になるそうです!!!これまたすごい!
なんともしっとりしたいい色の帯締めでした。
どちらもこれからどんどん活用して着物ライフを楽しんでいただきたいです。
(あ)
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