ヴァルヘルム・ハンマースホイ展 - 中田堂日誌
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ヴァルヘルム・ハンマースホイ展

上野の国立西洋美術館に「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」を観にいきました。
図らずも日曜に予習できたので解説なしでも楽しめました。
全体的に淋しげで柔らかい雰囲気の印象。
アンニュイな色というのでしょうか、とてもしっとりして美しい色使いです。
印象に残ったのはとても正確で強くぴしっとした線と質感の描写の描き込みのすごさ
この線や質感の正確さは構図やパースなどの不安定な感じを
より強調するのかなと思いました。
同時代の2名の画家の展示もあってその二人の絵画も雰囲気などは違っていても
線の正確さは同じようにあったので
もしかしたらこの時代のデンマークの美術界においての特徴なのかも。

常設展も観て帰ってきました。
常設展は常設展だけで行ってもいいくらいに
いろいろな画家の充実したコレクションがあるんですね。

写真は展覧会とは全く関係ないのですが
美術館に行く途中に通る「正岡子規記念球場」
野球(他野球用語も)という言葉は正岡子規が考えたそうで その記念の球場。
いつも美術館に行くときに通るのですが通るたびに 思い出すので写真を撮ってみました。

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2008年11月   >
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