昨日の着姿の着物ですがお母さまからの着物だそうで

なんとお母様とおばあさまで結び糸で反物を織ってもらい
染めた着物だそうです。
紬のような節のある着物だそうでメールをいただいた時に
ぜひ見せていただきたい!とお願いしたら、着てきてくださいました♪
というのは、うんと昔、同僚がやはりお母様とおばあ様が作ってくれた
結び糸の反物で自分の着物を染めたことがあって
うん十年前のことながら、そのことがとても印象に残っていたのです。
調べてみるとどうやら三河地方特有のもので
短い生糸を結びながら繋いで糸を作りそれを緯糸にして
反物を織るという風習があったそうです。
どんなに短くなっても絹糸を大切に生かすということなのだと思います。
その同僚もそういえば三重の出身でした。

確かに実際に見せていただくと結んで節になっている部分が
いい風合いになっています。
こんなに手間をかけて作られた一枚!!
これからもどんどん着て楽しんでくださいね。
(あ)