「地上D」放送は美しい!
この一心で見つめていれば誰もが気がついてくるはず。
着物のドレープまで映し出す映像は、視る側に何らかの変革をもたらすかも。
夕方のお茶の間(という空間も少なくなりましたが)
久々に、「大喜利」で座布団が重なる見慣れたテンポに一息ついていると・・・
このうん十年、気にも留めなかった現実が飛び込んできました。
「みんな羽織に'はり紋'を付けて出ているんだ!驚」
注)はり紋って、あのアイロンでくっ付く名前シールのようなもの
司会者はさすがに'染め抜き日向紋'でしたが。
みなさん、着物はお仕事着。
もちろん、自分の着物じゃないことだってありますものね。
'はり紋'が当然といえばそう。
どんな形としても、自分の紋を着物に付けて出演する。
なんだか名札を付ける事と同じ、礼節があっていいなぁ。
私は「紋を背負う」という言葉の響きが大好きです。
小学生は名札一枚だけど、正式の羽織の紋の場合は5枚。
裏では、「うわ!一枚はがれて無くなってる!」
なんてどたばたも繰り広げられているのかもしれませんね(あまりにも初歩的ですが)。
絹のドレープの美しさ、しっとりとした色の美しさ、
「本当に美しいもの」が見る人にもはっきりと分かる。
今後は、TVで着物をみるのがいい勉強になりそうです。
「AQUOS」おそるべし
(く)
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