都内の催事で、「京都職人修理ネット」の存在を始めて知りました。
「京都伝統産業協働バンク」という京都の職人さん達の集まりの中から、
大切な工芸品のお直しを専門にしようと結成されたグループが「京都職人修理ネット」です。
染め物・御人形など、修繕実演を交えてそれぞれの職人さんとお話をすることができました。
今までの修繕例を記録した写真などを見せてくれたり。
中には、「こっこれは何時代のもの!?」と思えるほどの時代を経た品物もありました。
「作り変えるのではなく、本来の姿に近づけることを目指してやっとります。」
この言葉の深さや如何に・・・
いつの間にか、針が刺さりそうになる程近づいて魅ていた見物人に
京刺繍の職人さんがこんなお土産をくださいました↓
撚りの無い、赤と白、2本の刺繍糸が、
職人さんのすり合わせる手の中でリズム良く撚り合い「紐」になっていく。
「水にちょっとつけると、きゅっとしまるよ」
最後にこんな言葉をかけてくれる。
職人さんって 素敵だ!
(く)
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