着付け教室ではその方にあった補正をまず決めます。
補正があったほうが綺麗に着易く、着姿がやはり決まります。
生徒さんの体型を見させていただいてその方に合った補正をいたします。
補正は着物に着慣れてくると、どんどん減らすことができますが
それでも最低ここだけは必要という部分がその方それぞれにあるのです。
また着る着物によって補正を使い分けることもできるようになってきます。
普段着の時は最低限の補正で着て、結婚式やパーティーなどに
着るような着物の時には胸元などいつもより多く補正を入れて着るようにするなど
方法があって、ある意味それはテクニックかなと思います。
使う使わないは別として実践の中で得た知識として
知っている知っていないの違いは大きいと思います。
これから暑くなる季節で、補正は暑いと思われるかもしれませんが
逆にタオルやさらしを使った補正ですと汗取りになってくれるので
着物や帯に汗がつくことも防げますし、東京では建物と外では温度差が結構あるので
体温調節には補正をしている方がいいように思います。
汗取りということでは補正も兼ねている「あしべ織り汗取り肌襦袢」は
お腹周りの部分に天然素材の燈芯を入れてあって汗を取ってくれます。
お腹周りに燈芯が入っているので補正も兼ねているのです。
昔、今と違って暑がりさんだった私はその時は冬でも愛用していました。
お値段はちょっと張りますが、すごく丈夫でも何年も使っていても
全然問題ないのでコストパフォーマンスはいいかなーと思います。
私たちもその方に合った補正や着付けを一緒に作り上げていく事は
とても楽しく、ついつい一生懸命になりすぎてしまうことも;;
でもそういうことを一緒に楽しんでもらえて着物好きな人が一人でも増えてくれると
いいなーと日々思っているのです。
中田堂ご訪問の記念に一問アンケート 、ぽちっと、よろしくお願いいたします。