最終日になってしまいましたが東銀座のぐんまちゃん家で


開催されている「きりはた新作展」にお邪魔してきました。
桐生で着物や帯を作られている4社合同の新作展
毎年この時期に銀座にて開催されてるいるのです。
できる限り伺うようにしていて2年ぶりかな、なんとか最終日に・・・
群馬は現在放送されている大河ドラマ「花燃ゆ」の後半の舞台となっていますね。
絹糸とか富岡製糸場とか着物好きにはお馴染みのキーワードが盛り沢山で
一生懸命見てるいるのですが、もうすぐ終わってしまうのがなんとも残念です。
桐生もそんな明治の時代から織物産業で着物やテキスタイル等々
日本の産業を支えて現在に至っているんですね。
4社合同の展示会ということでそれぞれの特色がよくわかる素敵な展示会でした。

どちらもそれぞれ素敵であら~~こんなの着てみたい~~って
着物や帯がたくさんありました。
実際にじっくりお話を伺うことができたのは
紙布の着物や裂き織で帯を製作されている高光織物さんと
丸帯から半幅帯まで幅広く織の帯を作られている後藤織物さん
高光織物さんは思い出の着物を解いて細く裂いて緯糸にして帯を
作っていただけるという、これぞ自分だけの帯、を作っていただけたり
また経糸緯糸とも和紙の糸を使った着物を作られていて
自宅で洗濯ができて麻の着物より柔らかな風合いはぜひ一度
自分で体験してみたい!!というしなやかさでした。

この一番手前の反物が経緯和紙の糸で織られた着尺です!!
丸帯や京袋、半幅帯など古典的なものからモダンなものまで
作られている後藤織物さん、私のようにフォーマルよりは
普段着物が圧倒的に多い方には楽しめる帯をたくさん出品されていました。
今でも作られている丸帯のお話やそれこそ大河ドラマの楫取さんとの交流など
帯以外のお話もいろいろ聞かせていただきました。
展示されている丸帯が以前の朝ドラ「マッサン」で
小池栄子さんの花嫁衣装として映し出されたエピソードは
広島ともかかわりの深くちょっと思い入れのあったマッサンだっただけに
とっても面白かったです。
ひっきりなしの盛況でじっくりお話を聞くのに独占しては申し訳なく
切り上げて失礼してきましたけど、楽しい時間を過ごすことができました。
(あ)