NHKのプロフェッショナルSPを見ていたら

料理の専門学校に通う生徒さん達が3月3日の桃の節句を
答えられず、ものすごいびっくりしました。
桃の節句、は無理にしてもせめてお雛祭りとかお雛様とか
だれかつぶやく人もいないのか・・・・と
たとえ日本料理でなく西洋でも中華でもお菓子にしても
こういうことは基本中の基本として知っているものと
思っていたのでびっくりしました。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録されても
料理人の方が危機を覚えるのもわかるなぁ~と・・・
とても些細なことですが日常の中で育まれる日本文化が
かなり難しくなってきているという。。。。
確かに今の自分の生活の中でもそんな日本文化をきちんと
過ごしているかというと怪しいし・・・
知っている世代がきちんと後世に伝えるということをしないと
いけないのでしょうがそれができていないのでしょうね。
自分だって子供がいないので伝えるべき人がいないし・・・・
若い世代が悪いわけでなく伝えなければいけない世代が
伝えなかったからなのでしょうか。。。。
若い世代の人達が自分たちの背景にあるものに興味を持てないのか。
なんとも複雑な気持ちになりました。

写真は番組の中での文楽の勘十郎さん。
文楽では主遣いの方が自分の遣う人形の支度をするそうです。
頭を選び着物を着せるそんな段階を踏みながら会話を交わし
人形に命を吹き込んでいくのでしょうね。
東京では常設の文楽の公演がなくとても人気があるので
なかなか観に行けませんが久しぶりに観に行きたくなりました。
(あ)