先日2020年の東京オリンピックのエンブレム柄の


浴衣が新しいグッズとして発表されていましたね。
白と紺はまだしもこのピンクはなぁ~
と思ってみていました。
そしてこの浴衣がなんだか染の感じとか
生地の感じもいまいちだなぁと・・・・
テレビの画面だからかしらんと思っていたのですが
気になってオフィシャルオンラインショップを
見に行ってびっくりしました。
つけ帯とセットで10,800円で販売されていました。
やっぱりね~というかちょっとがっかりでした。
そりゃ、それじゃテレビの画面から見ても
いまいちな感じなわけねって。
あれだけ大騒ぎして決まったエンブレムですが
市松模様からの展開でしたよね。
それならば夏に開催されるオリンピックであれば
浴衣というのはぴったりのアイテムなのに・・・
せっかくを作るのであれば
しっかりした浴衣の生地で浴衣の染めの代表である
注染で染めたらぐっといいものができるでしょうにと
思ってしまいました。
この10,800円の浴衣も意義はあるとは思いますが
きちんと日本で職人さんが染めたものを
これが日本の浴衣の染の技術って
世界に発信していただきたかったなぁ~と。
どこまでのアレンジが許されるのかわかりませんが
日本の染の技術でもっといいモノが作れるだろうに・・・と
江戸小紋でエンブレム柄とか博多織りでエンブレム柄の帯とか
桐生の紋織りで地紋がエンブレム柄の着物とか・・・
なんて私がこんなところで思っているようなことなら
他にも同じように思っている方はいると思いますが・・・
なんかあの浴衣をみていてそんなことを思わずに
いられませんでした・・・
まだオリンピックまで日数があるので
そういう面白いものが出てくることを期待しようと思います。
(あ)