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東京オリンピック浴衣

先日2020年の東京オリンピックのエンブレム柄の

浴衣が新しいグッズとして発表されていましたね。

170718-300.JPG

白と紺はまだしもこのピンクはなぁ~

と思ってみていました。

そしてこの浴衣がなんだか染の感じとか

生地の感じもいまいちだなぁと・・・・

170718-2-300.JPG

テレビの画面だからかしらんと思っていたのですが

気になってオフィシャルオンラインショップを

見に行ってびっくりしました。

つけ帯とセットで10,800円で販売されていました。

やっぱりね~というかちょっとがっかりでした。

そりゃ、それじゃテレビの画面から見ても

いまいちな感じなわけねって。

あれだけ大騒ぎして決まったエンブレムですが

市松模様からの展開でしたよね。

それならば夏に開催されるオリンピックであれば

浴衣というのはぴったりのアイテムなのに・・・

せっかくを作るのであれば

しっかりした浴衣の生地で浴衣の染めの代表である

注染で染めたらぐっといいものができるでしょうにと

思ってしまいました。

この10,800円の浴衣も意義はあるとは思いますが

きちんと日本で職人さんが染めたものを

これが日本の浴衣の染の技術って

世界に発信していただきたかったなぁ~と。

どこまでのアレンジが許されるのかわかりませんが

日本の染の技術でもっといいモノが作れるだろうに・・・と

江戸小紋でエンブレム柄とか博多織りでエンブレム柄の帯とか

桐生の紋織りで地紋がエンブレム柄の着物とか・・・

なんて私がこんなところで思っているようなことなら

他にも同じように思っている方はいると思いますが・・・

なんかあの浴衣をみていてそんなことを思わずに

いられませんでした・・・

まだオリンピックまで日数があるので

そういう面白いものが出てくることを期待しようと思います。

(あ)

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