銘仙の着物 - 中田堂日誌
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銘仙の着物

ブラタモリの最後のところを見たら

ちょうど秩父銘仙をやっていました。

以前秩父銘仙を見に秩父まで

行ったことがあるのですが

銘仙の柄の世界観は独特ですね。

そして今はとてもお洒落で着てみたいデザインのものも

たくさん作られています。

銘仙の柄の特徴は捺染にて柄を染めます。

ブラタモリではちょうどその部分を紹介していました。

170716-300.JPG

今は銘仙の生地は生糸や玉糸か真綿の紡ぎ糸を

使用していますが昔はそれ以外にも

くず繭やくず生糸も使用していたので

庶民の着物と言われていました。

若い頃まだ着物の勉強を始めたころは

銘仙はここまで復活してなくて

こういう風に作られた織物です、って感じの勉強でした。

実際の現物は家に端切れがありイメージとしては

わかったのですが、商品はまだその時にはとても少数で

また自分もまだまだ経験値が少なく、その時代に

着る着物としての反物を見たことがなかったです。

まさに幻の着物って感じでした。

今は見事に復活を遂げて今の時代の空気にあった

お洒落な着物がたくさん作られていています。

今は産地でなくても見られることができるので

興味のある方はぜひ実物を見ていただきたいです。

(あ)

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